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ディズニーリゾート情報/JCB THE CLASS(ザ・クラス)利用記
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最近自分ではめっきり演奏しなくなりましたが、音楽に耳を傾ける時間は人間にとって不可欠であると思っているので、演奏会には時間が許すかぎり足を運ぶようにしています。教え子の演奏会に行くこともありますし、お気に入りの演奏家や演目に惹かれるコンサートなど、足を運ぶ理由は様々です。がっかりすることもありますが、何かしらの触発を受けることの方が圧倒的に多いですね。なぜ日本には「静かに耳を傾ける」という文化が根付かないのか、不思議でなりません。ヨーロッパでは「家政婦のおばちゃんがラジオのクラシックに合わせて鼻歌をうたいながら部屋の掃除をサッサッ・・・」なんて、ごく普通の光景なのにな-。日本ではまず見かけません。

ところで、指揮者の存在って大きいと思いませんか。無名の楽団が一人の指揮者の薫陶で世界水準に引き上げられることは珍しくありません。そんなマエストロの中で、特に私が注目していたのは「チェリビダッケ」「ベルティーニ」「インバル」「デュトワ」などなど。モントリオール交響楽団を世界水準に成長させたデュトワが、現在N響の名誉音楽監督になっているのは有名ですよね。でも、ケルン放送交響楽団中興の祖・ベルティーニ、フランクフルト放送交響楽団を一躍有名にしたインバルの二人がそろって東京都交響楽団の指揮者に就任したことはあまり知られていません(かなり昔の話ですが)。当時は、「東京都のどこにそんな財源があるんだ?」と衝撃を受けたものです。
ベルティーニは都響での「千人の交響曲」を最後に帰国し、ほんの数ヶ月でこの世を去りました。マーラーを振らせたら天才でした。もうあの雄姿が見られないと思うと残念です。インバルは昨年都響の「プリンシパルコンダクター(意味不明)」に就任したのですが、特に今年は都響登場の回数が多いようで楽しみにしています。芸術劇場シリーズではベートーヴェンを中心にとりあげるのですが、期待の大きさからかシリーズ全5回の座席が既に完売。これまでの都響ではありえない売れ行きです。
ところで、今日はインバル指揮の都響定期に行ってきました。ラヴェルの「ピアノコンチェルト」と「ダフニスとクロエ(全曲)」。うーん・・・都響とインバルって相性が悪いのかしら。とても残念な演奏です。管楽器は上手いのですが、弦は相変わらず内側にこもってるし。昨年の就任披露公演「千人の交響曲」もひどかったんですよ。なぜあんなに拍手をもらえるのかわかりません。いったいこの観客は何に酔っているんだろう?みんなアホか?と思いました。最初からオケと合唱がかみ合わず、テンポ設定に楽団がついていけない有様。インバルってこんなに雑なつくりかたをする指揮者なのか?と耳を疑ってしまいました。巨匠「チェリビダッケ」のようにリハを10回やれとは言いませんが、指揮者と楽団の意思の疎通をとれる程度にはリハをしておいてほしいものです。都響の皆さん、インバルの名前だけで客が喜ぶのも今のうちだけですよ。プロなんですから、こだわりを忘れないでください。今後に期待。
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